
手順1.楽天出店プランの決定
まず、最初に「どのプランにするか?」を決めなくてはならない。楽天には、4つプランがあるが、商品アイテム数が余程あるという店舗以外は、一番安いものからスタートするのが良いと思う。というのも、費用対効果がはっきりしていないスタート段階で、高額なものをやるメリットがないからだ。 これについては、事前にしっかりと調べておく事をオススメする。必ず資料を取り寄せて、それぞれのプランの特徴を、よく比較して欲しい。 取り寄せた資料を机の上に並べて、比較することで、とても選びやすくなる。ホームページでも良いが、楽天の出店ホームページの説明は、分かりにくいので、紙媒体を取り寄せるのをオススメする。 プランの選び方のコツについては、「楽天出店に際してのプランの選び方」の記事にまとめてあるので、後でよく読んでおいて欲しい。手順2.申込<
次は、契約の申込になる。申込方法は2種類。1つは、資料請求をした後、サポートに連絡をして、申込窓口を作成してもらう方法だ。資料請求をした時に、メールで送られてくる「資料請求番号」というものが、必要になるので、控えておく。 もう一つは、専用の窓口からの申込だ。こちらは、出店専用ページがすでに完成しているので、面倒くさくなくて良い。出店専用フォームに必要事項を記入すればいいだけの簡単作業だ。(約5分程度) >> 【楽天市場出店申込ページ】
手順3.申請審査&支払い
申込が完了すると、楽天から「申請管理画面」のURLが送られてくる。そこにログインして、屋号、代表者名、住所、販売予定のものを申請する。申請が完了すると楽天が登記簿などを調べ、OKならば、本契約になる。 支払いは、「初期費用60,000円 + 月額プラン」を払い込む。注意点としては、一括支払いであるという事。例えば、19800円のがんばれプランで出店しようとしたら、60000円+(19800円×12ヶ月)が必要になる。約30万円が、必要になるという事だ。手順4.ショップデザイン
ショップサーブやMakeshopの様に、先に「お試し期間」が用意してあり、先にデザインを行えるところもある。しかし、楽天では、出店申込が完了しないとショップのデザインは行えない。 デザインなんて出来ない!という事で頭を抱えている人もいると思うが、どの会社にも「テンプレート」というひな形が用意してある。これは、各社が基本的機能を備え、かつ「これなら売れる!」というものをひな形にしてくれているものなので、それをそのまま使えば良い。 余談であるが、正直、ショップのデザインは、あまり凝る必要がない。どこに購入ボタンがあるのか?分かりにくい・・・という状態は、さすがに頂けないが、「シンプル過ぎるかな?」くらいのもので十分売れる。これは、私の経験から言って間違いない!手順5.出店審査
デザインが完了したら、出店前の最終審査になる。審査と言っても「特商法」の記入は間違えていないか?商品は登録してあるか?カートは動くか?などの簡単な審査で、固く考える必要はない。 もちろん、審査の後に、修正の依頼がある場合があるが、そのときは、素直にそれに従い修正をする。手順6.クレジット会社との提携(審査)
お客さんがクレジットカードで決済出来るようにするには、別途、申請を行う。楽天の場合は、「R-Card Plus」というサービスが用意されているので、申込んでおくのが良い。お店側で、お客さんのカード情報に触れることは一切なく、楽天側が勝手にやってくれるのでオススメだ。(R-Card Plusには、別途月額3000円がかかる。)手順7.配送会社との提携
楽天との契約とは、直接関係がないが、「クロネコヤマト」や「佐川急便」などと、配送の契約も必要であろう。。契約するメリットだが、当然、割安で全国に商品を配送する事が可能になる。一番最後に書いたが、これは時間がかかる事があるので、早いうちから進めてしまった方がいい。 ざっと書いたが、これが「楽天出店までの手順」になる。色々と不慣れで面倒な部分は多いと思うが、私のお客さんで、パソコンに不慣れな人も1人でやれた事なので、問題なく出来ると思う。 開店までの期間は、約1ヶ月~2ヶ月。楽天はサポートが充実しているので、分からないことは、電話、メールですぐに聞いてやれば全く問題なく進められるだろう。次の記事「楽天出店の成功例」を読む