楽天出店の最大のメリット
楽天市場は、日本最大級のECモールであり、多くの出店者が利用しています。法人が楽天市場に出店するメリットは、以下の6つが挙げられます。
楽天市場出店のメリット
- 絶大な集客力がある
- 利率の低い商品の販売に向いている
- 楽天の知名度・信頼性を利用出来る
- 購買意欲の高い楽天ポイント愛好家がいる
- カゴ落ち率が低いので買ってもらいやすくなる
- デザインでブランド化、他社との差別化が出来る
以下でそれぞれを詳しく説明します。
メリット1:絶大な集客力
楽天へ出店するメリットを一言で言えば、「楽天がお客さんを連れてきてくれる!」という点に尽きると思います。楽天市場は、会員数1億人以上を誇る日本最大級のECモールです。そのため、楽天市場に出店することで、自社商品を多くのユーザーに認知してもらい、売上を伸ばすことができます。正直言って、ネットショップで一番大変なのは「集客」なんです汗
何度かお見せしていますが、こちらは、Makeshopというカートシステムで作ったお店のリアルな集客数。ネットショップのリアルは、こんなもんなんです。長く続ける事の難しさがわかりますよね?
対してこちらは、楽天に出店しているショップの月間集客数。もう圧倒的に違うのがお分かりいただけると思います。
メリット2:利率の低い商品の販売に向いている
楽天市場の販売手数料は、商品単価や月額料金プランによって異なりますが、概ね2~7%程度です。一方、Amazonの販売手数料は、商品単価に応じて10~15%程度と、楽天市場よりも高くなる傾向があります。長い目で見ると、利率の低い商品を販売するには、楽天市場の方が費用を抑えることができます。
メリット3:楽天の知名度・信頼性を利用出来る
楽天市場は、知名度が高く、信頼性の高いブランドです。そのため、楽天市場に出店することで、ユーザーに安心感を与えることができます。これは、商品の購入率を向上させるために重要なポイントです。
例えば、皆さん、ネットで中古車を探すならどこを思い出します?「Goo」とか「カーセンサー」ではないでしょうか?また、ランチのお店を探すのに使うのはどこのホームページですか?「食べログ」とか「ぐるなび」ですよね?これと同様に「ネットで通販するなら?」と聞かれたら、殆どの人が、「楽天市場」か「Amazon」の事を思い出すと思うのです。
つまりユーザーにとって、楽天・アマゾンブランドの知名度・安心感は相当なものがあり、消費者の「購入までのハードルがとても下がっている」と言えるのです。これからネットショップをやろうとする人はこの抜群の知名度・安心感を利用しない手は無いと思います。
メリット4:購買意欲の高い楽天ポイント愛好家がいる
皆さんは、ポイント集めていますか?楽天市場では、商品の購入やサービス利用に応じて、楽天ポイントが貯まります。ポイントは、楽天市場での買い物や、楽天グループのサービスを利用する際に使用することができます。そのため、楽天市場に出店することで、楽天市場ポイント愛好家を集客することができます。
個別のネットショップやAmazonとは違い、楽天市場内のどこで買ってもポイントが付くという・・・消費者にしたらそりゃぁもう嬉しいシステムです。これについては面白いデータがあるので、ちょっとご紹介します。
これは、ポイントを集めるならどこのポイントを集めたいですか?と経済産業省が行ったアンケート結果。この結果、殆どの人は、ネットショップでポイントを集めたーい!と考えているんです。ネットで通販するなら「ポイントが付くところを好む」という事なんですね。
楽天もTVCMなどやっていますが、時々スーパーポイント10倍セールなんてやっていますよね。この時は、猛烈に売れまくります。
メリット5:カゴ落ち率が低いので買ってもらいやすくなる
ネットでの通販が始まってもう40年近くになろうとしています。その間、市場が拡大するのと平行して犯罪も増えています。ご覧のように犯罪の数は右肩上がりなんですね。当然、消費者は、出来るだけ安心なところで買い物をしたいと考えています。例えば、あなたはどこぞの得体の知れないネットショップに大切なクレジットカード情報を打ち込めますか?
楽天、Amazonなどが人気の理由は、「あのAmazon、楽天市場だから大丈夫だろう・・・」という安心感があるんです。顔が見えない買い物だからこそ、消費者は、そういうところしか頼りにならないんですね。なので、有名なモールというのは、他の独自ショップに比べて「カゴ落ち率」が低いんです。
カゴ落ち率とは・・・
消費者が商品を購入する際、個人情報入力画面で購入を止めてしまう確率のこと。
メリット6:デザインでブランド化、他社との差別化が出来る
楽天市場では、出店者が自由にショップのデザインをカスタマイズすることができます。そのため、自社の商品やブランドのイメージに合ったショップを構築することができます。説明するよりもまずは、こちらを御覧ください。
これは皆さんもよくご存知のAmazonの購入画面です。何か気づきませんか?そうです、「まるでAmazonから購入しているように見える」のです。つまり、あなたの会社から買っている事に気づいていない消費者が多いんですよね。また、デザインなどで競合他社との差別化が出来ない仕様になっているので、価格しか差別化する事が出来ません。
その上、画面の下の方には、競合他社のアイテムの紹介までされてしまう・・・。システム利用料が高い上に、これでは出品側にとってはかなり辛いですよね?対して楽天は、ショップのデザインが自由自在の上、競合他社との比較がAmazonに比べてしにくい(見えにくい)ので、自社製品をPRしやすくなっています。
出店メリットまとめ
- メリットその1:放置していてもかなりの数を集客出来る。毎月2,000名以上は来店することも。
- メリットその2:システム利用料が低めなので、利率の低い商品の販売に向いている
- メリットその3:通販なら楽天市場という、消費者の先入観を獲得出来る
- メリットその4:ポイント愛好家を集められる
- メリットその5:ネット通販に対する消費者の不安を取り除ける
- メリットその6:自社のオリジナリティを出せる