楽天市場毎月の集客力とその仕組み
楽天市場の集客力:月間2,000人以上の訪問者
楽天市場は、新宿駅前のデパートにお店を出すような、すごい集客力があります。
僕の担当するネットショップでは、有料広告を一切使用していないにもかかわらず、
月間2,000人以上の訪問者を集めています。
では、具体的にどれくらいの集客力があるのか、
担当しているネットショップのデータを披露します。(無断転載)
ひと月で店舗に来た数が、赤枠で囲ってある数値です。
まだまだ威張れる程の数字ではないんですが・・・。
有料広告など何もやってません。
開業したあと、ぼーっと鼻くそほじってても、これくらいの数が訪問してきます。
ショップにひと月2000名を集めようとするのは、容易な事ではないんです。
ゴリゴリにSEO対策をして半年、いや1年単位の期間がかかるかもしれません。
ちなみにこの月は約190件の注文を獲得できました。
なかなかでしょ?
ちなみに上図は「Makeshop」というサービスを利用した場合の集客数。
うーん。やっぱり、本格的にネット通販やるなら「楽天」は外せないんですね。
楽天市場の集客力は、SEMによる検索流入のおかげ
では、ここで楽天の集客のシステムについて、どんなものか簡単に説明します。
楽天は、SEM(サーチエンジンマーケティング)という方法で集客しています。
SEMとは、検索エンジン経由でユーザーを自社サイトに誘導するマーケティング手法です。
楽天市場では、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンと連携して、商品を探しているユーザーを集客しています。
楽天市場のSEMは、以下のような仕組みで動作しています。
- ユーザーが、商品を検索する
- 楽天市場の検索結果画面が表示される
- ユーザーが、楽天市場で販売されている商品を見つける
- ユーザーが、楽天市場で商品を購入する
楽天市場のSEMは、以下のメリットがあります。
- 商品を探しているユーザーに直接アプローチできる
- 広告を出す必要がないため、コストを抑えることができる
楽天市場に出店する店舗は、SEMを活用することで、
商品を探しているユーザーに直接アプローチし、
集客を効率化することができます。
また、楽天市場には、約1億人の会員が登録されており、
この会員の購買履歴や興味関心に基づいて、
商品をおすすめする機能も備わっています。
この機能により、ユーザーが探している商品をより早く見つけやすくなり、
検索流入を促進しています。
楽天市場の集客力は、ポイント制度による流入も大きい
楽天市場の集客力は、ポイント制度による流入も大きく、
商品を探しているユーザーだけでなく、
ポイントを貯めたいユーザーも楽天市場を訪れます。
楽天市場のポイント制度は、楽天カードや楽天ペイなどの楽天関連サービスで買い物をすると、
100円につき1ポイントが貯まります。
貯まったポイントは、楽天市場での買い物や、
楽天グループのサービスの利用などに充当することができます。
このポイント制度は、ユーザーにとって大きなメリットであり、
楽天市場を利用する理由の1つとなっています。
そのため、商品を探していないユーザーも、ポイントを貯めるために楽天市場を訪れるのです。
具体的には、以下のようなユーザーが楽天市場に流入しています。
- 楽天カードや楽天ペイなどの楽天関連サービスを利用しているユーザー
- 楽天グループのサービスを利用するユーザー
- ポイントを貯めてお得に買い物をしたいユーザー
これらのユーザーは、商品を探しているユーザーとは異なるニーズを持っています。
そのため、商品の検索結果画面の上位に表示されるだけでは、必ずしも購入につながるとは限りません。
楽天市場に出店する店舗は、ポイント制度を活用したマーケティングを行うことで、これらのユーザーをターゲットとした集客を行うことができます。
具体的には、以下のような施策が考えられます。
- ポイント還元率を高める
- ポイントアップキャンペーンを実施する
- ポイントを貯めるともらえる特典を用意する
これらの施策を行うことで、ポイント制度をきっかけに
楽天市場を訪れたユーザーの購入率を高めることができます。
コラム:もっと集客したい場合は・・・
現状の売上げに満足しているので、コレ以上集客する必要性は感じていないのだが、
もっと集客する方法もあるんです。
それは有料広告。楽天では有料で、カテゴリー検索結果画面の上位に表示させる事が出来るんです。
ただし費用対効果をよく考えなくていけないと言う事。
広告を出して100万売れても、50万広告費を掛けていたら意味がないからです。
実は、以前、ちょっと広告を出してみたんですが、
あまり効率がよくなかったので、現在は手を出していません。
楽天なら広告を出さなくても集客力は十分にあると思いますよ。