失敗事例:ワンマン経営者の思い込みが引き起こすネット通販崩壊事例

2019年1月24日

ネットショップ失敗事例

今日は、ネット通販展開での失敗事例に焦点を当ててみましょう。ネットショップが期待通りに機能しない原因は様々ですが、その中でも特によく見受けられるのが「思い込み」です。

商品に対する自信。その裏付けはありますか?

ビジネスオーナーが「これなら売れるだろう」という甘い予想でネットショップを展開するも、現実は悲惨な状況になることがあります。ネットショップは売れやすいと言われていますが、ユーザーのニーズを無視してしまうと、ネットの世界でも売り上げが伸びないことは、よくあります。

例えば、オリジナルボールペンを販売したお客様の例です。1本2,000円で販売。外見は美しく、フルメタル製品でサビに強くおしゃれというウリがありました。しかし、商品は売れず、3ヵ月に1本の売り上げ。完全な赤字状態。敗因は、ビジネスオーナーが「商品に対する強い思い込み」にとらわれすぎたことです。

「ここには○○っていう技術を使っていて・・・」

「このカーブを出せるのは、ウチだけだから・・・」

「ボールペンには通常使わない素材で・・・」

消費者にとっては製作コストや技術には興味がなく、商品の実用性や魅力が伝わりにくかったのです。

残念ながら、このようなケースは多く見受けられます。マーケティングを怠り、客観的な意見を無視することは、「ワンマン社長の思い込み」で、これがネット通販での失敗事例の上位に位置することがあります。

ビジネスオーナーの思い込みは危険です。あなたは大丈夫ですか?